以下の画像は、約8年間履いた「JMウエストン ゴルフ」と、約10年間履いた「レッドウィング ポストマン」です。
正直そこまで神経質に磨いたわけではありませんが、ある程度の労力で長持ちさせる方法を考え実践してきました。
プロではありませんが、実際に自分の革靴で10年以上色々試しながら靴磨きをし、結果綺麗に長持ちさせる方法についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
革靴の手入れの頻度
革靴の手入れの頻度は以下の通りです。
- ブラシ掛け:可能であれば履いたら毎回
- クリームを塗る:半年に1度程度
ただ経験上ですので、基本的には大丈夫かと思いますが、住んでいる地域(乾燥しやすいなど)や、革靴の種類によっても多少変わってくる部分だけご了承ください。
ブラシ掛けについて
革靴はブラシ掛けを行いますが、基本的に履いたら毎回やりたいという部分はございます。
そこまで神経質になる必要はありませんが、ほこりや汚れがついてしまうと、痛みが早くなってしまうと言われています。
ただ忙しいときもあるかと思うので、習慣にできればいいのですが、そうでない場合、気づいたらブラシ掛けする程度でいいでしょう。
クリームを塗る頻度について
長持ちさせるという意味では、クリームを塗る頻度は半年に1度程度で問題ありません。
もちろん毎日のように履いている靴だったり、汚れたり擦れが目立ってしまったりした場合は、もう少し頻度を上げた方が良いです。
ただ週2度程度の着用、特に目立つ汚れがないという場合だと、半年に1度程度で革が割れてしまうというような心配はなくなります。
革靴の手入れの方法
ここからは、実際に革靴の手入れについて紹介していきます。
必要なものとその方法についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてください。
必要なもの
- シューツリー(あった方がかなり良いものの最悪なくてもOK)
- 馬毛ブラシ(必須)
- 豚毛ブラシ(最悪馬毛で代用)
- レザークリーナー(必須)
- 布(いらなくなったTシャツなどでもOK)
- クリーム(必須)
- ペネトレイトブラシ(手で塗ってもOK)
手入れの順序
※タップすると該当箇所に移動します
1.シューツリーを靴に入れ紐がある革靴の場合紐を取る
シューツリーは、靴の形をした木型のことで、靴の履きシワを伸ばしてくれるので、クリームをしっかり入れられるのと、靴が反り過ぎてしまうのを防げます。
手入れの際は、まずシューツリーを靴に入れて、紐を外していきましょう。
シューツリーは、靴を長持ちさせるのに必須ではあるものの、買って数か月程度の革靴であればそこまで反っていないと思うので、すぐには無くても良いですが、いつか手に入れていきましょう。
2.馬毛ブラシでブラッシング
シューツリーを入れ、紐を外したら、馬毛ブラシでブラッシングしていきます。
馬毛のブラシは、比較的毛が柔らかいブラシとなっているので、ほこりや軽い汚れを落とすことができます。
ほこりが残ってしまっている状態だと、クリームもしっかり入っていかないので、しっかりブラシをかけていきましょう。
3.布にレザークリーナーをしみこませ革靴の汚れや残ったクリームを落とす
レザークリーナーは液状になっているので、布にしみこませつつ革靴の表面を軽くマッサージするようになでていき、汚れや残ったクリームを除去していきます。
基本的には大丈夫ですが、つけすぎるとものによってはシミになってしまう場合もあるので、薄く優しく伸ばしていくのがポイントです。
レザークリーナーは毎回ではなくても良いですが、汚れが目立つ際や、汚れが目立たなくても年に1度程度はやっていくと、革靴を長持ちさせることができるでしょう。
4.革靴にクリームを塗る
クリーム塗布用のブラシであるペネトレイトブラシかもしくは指でクリームを塗っていきましょう。
あくまで革靴に栄養を入れる、革靴の乾燥を防ぐという部分なので、革に入っていく量で大丈夫です。
できる限り少量を薄くのばしていくのがポイントとなっています。
5.豚毛ブラシでブラッシング
豚毛ブラシは、毛が固めのブラシで、クリームを塗った際の仕上げ用として使われます。
クリームを塗ったあとの状態は、靴の表面に凹凸が多いのでそこまで光沢が出ないのですが、この豚毛ブラシでブラッシングすることにより、表面が均一になり、光沢がでます。
最悪馬毛のブラシで代用しても良いですが、豚毛ブラシでブラッシングするだけでかなり光沢が出ますし、靴磨きの楽しい部分でもあるので、ぜひ手に入れてください。
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まとめ
今回は、革靴の手入れ方法についてまとめました。
今回紹介した方法は、筆者が実際に10年以上革靴を綺麗に使えてきた方法ですので、ある程度参考になる部分があるかと思います。
ぜひお気に入りの革靴を綺麗に長く使ってあげてくださいね。