財布はハイブランドや海外のブランドのものも魅力的ですが、日本のブランドも非常に魅力があります。
熟練の職人による伝統技法などもあり、色々見ているだけでも楽しいでしょう。
今回は、そんな日本のおすすめ革財布ブランドを紹介していきます。
特に魅力的なブランドを厳選しましたので、ぜひチェックしてみてください。
日本製の革財布の選び方
日本のおすすめ革財布ブランドを紹介していくにあたって、まずは日本製の革財布の選び方を紹介していきます。
自分に合った愛用品を手に入れるためにも、ぜひ確認してください。
1.素材から選ぶ
日本製の革財布では、多様な革質が使われています。
ヌメ革は使い込むほどに艶が出るなど、経年変化を楽しめます。サドルレザーやシュリンクレザー、ブライドルレザーなど、触り心地や耐久性を重視して選びましょう。
また、革の原産国やタンナー(なめし業者)の情報も重要です。例えば、”栃木レザー”は品質が高く評価されています。
2.作りの良さをチェック
日本の職人技が光る精巧な縫製や仕上げに注目しましょう。
縫い目が均一であること、端の処理が丁寧であることなど、手作業による細かな部分をチェックしましょう。
また、糸の質や縫製技術も革財布の耐久性に影響を与えます。
3.機能性を確認する
カードポケットの数、お札入れの広さ、小銭入れの使い勝手など、日常の使用を想定して選びましょう。
コインを多く持ち歩くなら、大きめの小銭入れがある財布が便利です。
また、ポケットに入れて持ち歩くことが多いなら、薄型の財布がおすすめです。
4.自分の使いやすいサイズを選ぶ
財布を主にどこに収納するかを考え、サイズを決めましょう。
ジャケットの内ポケットやバッグの中など、収納場所に合わせた大きさや形状の財布を選ぶことが重要です。
大きすぎず小さすぎず、必要な物が収まるサイズ感を考えます。
日本製でおすすめの革財布ブランド12選!
いよいよここから、日本のおすすめ革財布ブランドを紹介していきます。
どのブランドも非常に魅力的ですので、気になるところがあったらぜひチェックしてみてください。
1.aniary(アニアリ)
金属までオリジナルでまさに日本製と言える人気ブランド!
ブランド名の”aniary”は、理想と現実のバランスを意味し、デザイン、素材、製法、コストパフォーマンスの調和を追求するファクトリーブランドです。
ブランドは、高品質な素材と日常にフィットするデザインを結びつけ、年齢に関係なく多くの男性に愛されています。
すべての製品はジャパンメイドで、金属部分までアニアリオリジナルの日本製。
レザー、金具、ファブリックはすべてオリジナルで、品質に拘りながら手頃な価格帯を実現しています。
2.COCOMEISTER(ココマイスター)
最高の素材を使い、上品な存在感のある財布ブランド!
ココマイスターは、日本の熟練職人と欧州の最高級レザーを組み合わせたブランドで、高品質で上質なレザーアイテムを提供しています。
職人たちの高い技術力が注目されており、彼らの技術と古くからの日本文化が作品に反映されています。
イギリス、イタリア、日本の異なる文化を活かし、硬派さ、陽気さ、和洋折衷な上品さを表現した製品が魅力です。
天然皮革の特性を活かし、伝統製法と最高級の皮革を使用しています。ココマイスターは、ここ最近急速に人気が高まっていて、購入者から高い評価を受けています。
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3.CYPRIS(キプリス)
上質な素材を使っていつつも比較的お求めやすく、取り入れやすい!
キプリスは、メイドインジャパンの革小物ブランドで、財布、名刺入れ、ベルト、バッグ、コードバンなどの製品を展開し、17年連続で百貨店バイヤーズ賞を受賞しています。
世界中から選りすぐった革素材を使用し、ユーザーの心に響く製品を作り続け、ギフトとしてもよく選ばれるブランドです。
キプリスは株式会社モルフォの主要ブランドで、メンズとレディス向けに非常に多彩な製品を提供しています。
中でもコードバン財布は、比較的お求めやすいながらも質が良く、人気が高いです。
4.yuhaku(ユハク)
手作業で染めたグラデーションが美しい芸術品のような財布!
Yuhakuは染色に特化し、職人の手作業で独自のグラデーションを生み出すレザーブランドです。
革に透明感と深みを持たせ、独自の色を感性によって作り出された魅力的な財布が豊富にあります。
環境への配慮も行っていて、手作業で行う染色は廃液を出さず、汚水を生み出しません。
Yuhakuの財布は色鮮やかで存在感があり、他のブランドとは一線を画しています。
5.PORCO ROSSO(ポルコロッソ)
使い捨て文化に対抗し、世代を超えて使えるものを作り続けているブランド!
ポルコロッソは、愛情と価値を受け継ぐことを大切にし、「20年後、息子に譲るモノ」をコンセプトにした革アイテムブランドです。
大量生産と使い捨て文化に対抗し、修理可能で世代を超えて譲り渡されるモノを作っているブランドとなっています。
ブランドは日本国内で製品の機能美にこだわり、オリジナルの牛革を使用し、自社の熟練した職人によって製造されています。
特にポルコロッソの魅力的な点はカスタマイズ可能で、顧客の要望に合わせて製品を調整できるところです。
福岡発のブランドとして、革製品の選定に強いこだわりがあり、丈夫な革を使用しています。
ポルコロッソは愛着を持ち、価値を受け継ぐ文化を推進し、世代を超えて持続可能な製品を提供しています。
6.SOMES SADDLE(ソメスサドル)
馬具メーカーとして非常に耐久性の高い革財布を持つブランド!
ソメスサドルは、1964年に北海道で創業し、馬具職人の技術を守り、世界市場に通用する馬具を作ることを目指すブランドです。
彼らは「道具屋としての誇り」を大切にし、技術と知恵を受け継ぎ、日々の作業で新しい技術を生み出し、顧客に愛される製品を提供しています。
ソメスサドルは、日本唯一の馬具メーカーであり、革製品の総合メーカーでもあり、高品質で信頼性のある製品を提供し、世界中で愛好者がいるブランドです。
彼らの革製品は汎用性のあるデザインで、どんなシーンにも適しています。
7.FARO(ファーロ)
スタイリッシュながらも大容量な財布が多く、ビジネス利用にもおすすめ!
FAROは、本革製の薄マチ財布などを提供し、素材と職人技の結合を追求してきたブランドです。
皮革製品はより扱いやすく、現代のライフスタイルに合ったものへと進化し続けています。
特にFAROの長財布は、スタイリッシュながらも大容量となっていて、非常に支持が厚い財布です。
価格も魅力的で、贅沢ではなく質を重視し、永く使える製品を提供しています。
その哲学に基づいて、FAROは無駄を削ぎ落とし、美しさと耐久性を追求しているブランドです。
8.GANZO(ガンゾ)
質実剛健な作りが魅力の日本ブランド!
「GANZO(ガンゾ)」は、高品質な革製品を提供するブランドで、エイジングを経て唯一無二の逸品となるのが魅力です。
ブランドは2001年に立ち上げられましたが、その歴史は長く、1917年に設立された「味岡順太郎商店」にまで遡ります。
GANZOは、最高級の素材と職人技を結集し、高度な職人技術とシンプルなデザインで、日本の紳士物革財布の分野で評価されているブランドです。
ブランドは「いっさい妥協することなく“本物”を追求した最高級ライン」として位置づけられ、最高品質の製品を提供しています。
ブランド名の「GANZO」は、イタリア語で「いいね!」を意味し、その男らしい響きに合わせて選ばれました。
ガンゾのデザインは質実剛健で知られ、日本国内外で愛好家に支持されています。
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9.PRAIRIE GINZA(プレリーギンザ)
銀座クオリティでハイブランドに引けを取らない品質を持つ国産ブランド!
プレリーギンザは、銀座に自社ビルを構え、高品質な革製品を展開する総合ブランドです。
「最高品質商品」をコンセプトに掲げ、銀座の高級ブティックとスペシャリティーストアが集まるエリアで「銀座クオリティ」を追求しています。
ブランドは1957年に創業され、自社ブランドの革製品には伝統的な技法と熟練の職人技が組み合わさり、厳選された素材を用いて製作されている、一級品のブランドです。
プレリーギンザは品質とデザインの洗練を組み合わせ、世代を越えて愛される製品を提供し、銀座のエリアに根ざした存在として、高い評価を受けています。
プレリーギンザの革製品は職人の魂と熟練の技術が詰まった製品で、高品質なレザーと丁寧な縫製で知られています。
10.FUJITAKA(フジタカ)
自社工場を持ち、一貫生産で高い品質を維持している!
フジタカは、日本の革小物ブランドで、職人の技術とデザイナーの感性を組み合わせ、手作業で丁寧に鞄を製作しています。
フジタカは長い歴史の中で培った技術と素材に基づいて、伝統に裏打ちされた職人の技と感性を活かし、日本の革小物づくりの価値観を共感する人々に向けて製品を提供しています。
このブランドは自社工場を持ち、一貫生産と技術継承を通じて高品質な製品を生み出し、日本の伝統と新しさをあわせ持つブランドです。
フジタカは、日本の感性、技術、そして心遣いを大切にし、誇りを持って日本の革小物を提供し続けています。
11.山藤(やまとう)
120年以上の歴史があり、熟練の職人技が光る財布が豊富にあるブランド!
山藤は日本の革財布ブランドで、明治32年に初代・山本徳太郎氏によって創業されました。
山藤は日本で120年以上の歴史を持ち、ライセンス商品のOEM制作からスタートしましたが、2004年に山本浩司氏が五代目当主に就任し、オリジナルブランド「アクア」と「プタハ」を立ち上げました。
山藤はデザインから生産、販売までを一貫して行うことで、メイドインジャパンの技術を守り続け、高品質な革製品を作り続けているブランドです。
素材へのこだわりと熟練の職人技が山藤の製品に込められ、製品は持ち主に豊かさと幸福感をもたらることを目指しています。
山藤はお客様への感謝の気持ちを大切にし、誇りを持ちつつ製品作りに励んでいます。
12.PORTER(ポーター)
特に実用性が高く、ビジネスからカジュアルまで非常に愛されている日本ブランド!
PORTER(ポーター)は、吉田カバンの主力ブランドで、1962年にスタートしました。
吉田カバンが一貫して追求する「メイド・イン・ジャパン」の品質とシンプルで機能的なデザインが特徴です。
カジュアルからビジネスまで多彩なアイテムを提供し、広範な年齢層や男女に支持されています。
日本国内でセレクトショップや百貨店で入手可能であり、海外でも人気です。
ブランドは豊富なデザインを備え、財布はもちろん、ハンドバッグ、トートバッグ、ショルダーバッグなどを提供しており、使いやすさが評価されています。
日本のおすすめ革財布ブランド比較表
ここまで様々な日本のおすすめ革財布ブランドを紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
日本製のメンズ革財布 | 詳細 |
1.aniary(アニアリ)
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金属までオリジナルでまさに日本製と言える人気ブランド!
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2.COCOMEISTER(ココマイスター)
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最高の素材を使い、上品な存在感のある財布ブランド!
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3.CYPRIS(キプリス)
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上質な素材を使っていつつも比較的お求めやすく、取り入れやすい!
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4.yuhaku(ユハク)
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手作業で染めたグラデーションが美しい芸術品のような財布!
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5.PORCO ROSSO(ポルコロッソ)
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使い捨て文化に対抗し、世代を超えて使えるものを作り続けているブランド!
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6.SOMES SADDLE(ソメスサドル)
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馬具メーカーとして非常に耐久性の高い革財布を持つブランド!
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7.FARO(ファーロ)
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スタイリッシュながらも大容量な財布が多く、ビジネス利用にもおすすめ!
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8.GANZO(ガンゾ)
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質実剛健な作りが魅力の日本ブランド!
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9.PRAIRIE GINZA(プレリーギンザ)
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銀座クオリティでハイブランドに引けを取らない品質を持つ国産ブランド!
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10.FUJITAKA(フジタカ)
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自社工場を持ち、一貫生産で高い品質を維持している!
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11.山藤(やまとう)
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120年以上の歴史があり、熟練の職人技が光る財布が豊富にあるブランド!
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12.PORTER(ポーター)
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特に実用性が高く、ビジネスからカジュアルまで非常に愛されている日本ブランド!
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まとめ
今回は、日本のおすすめ革財布ブランドを紹介しました。
海外のブランドも魅力的なところが多いですが、日本の革財布のブランドも非常に細かい部分にまでこだわっていて、魅力的なところがたくさんあります。
今回紹介したブランドは、革質が特に良く、革好きや財布好きからの評価も高いところですので、気になるところがあったらぜひチェックしてみてください。