今回は、コストパフォーマンスが高いと言われる、革質や耐久性に優れつつも、比較的お求めやすい革靴について紹介していきます。
最近では物価の高騰もあり、良い革靴は軒並み10万円を超えてきてしまっています。
ただ5万円以下でも相棒のように使え、品質が高い革靴はありますので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
5万円以下のコスパの良い革靴の選び方
コスパの良い革靴を紹介していくにあたって、まずはその選び方について紹介していきます。
特に価格が安めながらも良い革靴を見つけるために必要な情報ですので、ぜひ参考にしてください。
素材の品質を確認
革靴の品質は、主に使用されている革の種類によって決まります。上質な革は耐久性があり、長期間にわたって美しい状態を保ちます。
牛革、中でも生後6か月以内の子牛の革である「カーフレザー」が一般的に高品質で、合成革よりも耐久性に優れています。
縫製と製造をチェック
靴の縫製や製造方法も重要です。丁寧な手縫いや良質な製造工程を採用している靴は、耐久性が高く長持ちする傾向があります。
グッドイヤー・ウェルテッド製法で作られた靴は、ソール(底材)を交換して長く使うことができるのでおすすめです。
履き心地とフィット感から選ぶ
靴の履き心地とフィット感は、歩きやすさや快適さに影響します。
試着して自分の足にしっかりとフィットするかどうかを確認しましょう。
靴は履き始めから快適であることが重要です。
ブランドの評判を確認
革靴のブランドの評判を調べることも重要です。信頼性のあるブランドは、品質と耐久性に優れていることが期待できます。
今回おすすめとして、ブランドの評判が良いモデルを紹介しているので、おすすめのモデルはもちろん、ブランドもぜひ参考にしてください。
内羽根か外羽根か
革靴の形として、大きく変わってくるポイントは、靴のハトメ(靴紐を通す部分)が入り込んでいる、覆いかぶさっているかといった点です。
入り込んでいるようなデザインを内羽根と言いフォーマル寄りな靴に、覆いかぶさっているようなデザインを外羽根と言いカジュアル寄りになります。
特に仕事用としてはストレートチップと呼ばれる、内羽根につま先部分に縫い目のあるモデルが一般的にフォーマルとされ、スーツにかっこよく決まるのでおすすめです。
メンテナンスの容易さ
革靴は定期的なメンテナンスが必要です。
しかし、メンテナンスが容易であれば、長期間にわたって綺麗な状態を維持しやすくなります。
靴のお手入れ方法や必要な道具などを確認しましょう。
予算に合った選択をする
コストパフォーマンスを考える上で、予算を考慮することも重要です。
高額な靴が必ずしも高品質とは限りません。
予算に合った範囲内で、品質のバランスを考えて選ぶことが大切です。
今回紹介している革靴は、5万円以下ながらもしっかり手入れをすることで、高級靴のように見えるコストパフォーマンスが高いものを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コスパの良いおすすめ革靴10選！5万円以下で安めながらも革質が良いモデルを厳選！
いよいよここから、5万円以下でコスパの良い革靴を紹介していきます。
革靴としては比較的安めながらも、10年20年と使えるような品質の高い革靴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
※一部定価が5万円を超えているものもありますが、割引や並行輸入などで5万円以下で買えることもあることから紹介しています。
1.REGAL(リーガル) 31YRAH ストレートチップ
画像出典:Amazon
王道の日本ブランドとして高い実用性を誇り、仕事用としておすすめ！
リーガル(Regal)は、日本を代表する革靴メーカーであり、革靴の老舗ブランドの一つです。リーガルは、1902年に創業し、90年以上の歴史を持つ老舗ブランドとして知られています。
リーガルの革靴は、上質な素材と熟練した職人の手によって作られています。特に、ビジネスシーンやフォーマルな場面で使われるドレスシューズが有名で、品質とデザインの両面で高い評価を得ています。
カーフレザーを中心とした上質な革を使用し、手縫いや製造工程にもこだわりが見られます。
特に品質が高い王道の日本ブランドとして愛され続けているモデルで、ストレートチップモデルは日本ではフォーマルな靴なので、特に仕事用としておすすめです。
リーガルは日本国内だけでなく、海外にも販売ネットワークを持ち、日本のみならず世界中の革靴愛好家に支持されています。
2.HARUTA(ハルタ) レースアップシューズ プレーントゥ
画像出典:Amazon
学生ローファーで圧倒的なシェアを誇る安くて耐久性の高い革靴ブランド！
HARUTA(ハルタ)は、日本を代表する革靴メーカーの一つです。1917年に創業され、長い歴史と伝統を持つ老舗の革靴ブランドです。
日本国内だけでなく、海外にも多くのファンを持つ有名なブランドとして知られています。
HARUTAの革靴は、上質な素材と熟練した職人による手作業で作られています。特に、学生やビジネスマン向けのビジネスシューズやセミフォーマルな革靴が人気です。豊富なデザインとサイズ展開もあり、様々なシーンに合わせた革靴を選ぶことができます。
特に学生のローファーとしてのシェアが大きいHARUTAですが、今回紹介しているような革靴も、比較的安めながらも耐久性が高く、非常にコストパフォーマンスが高いです。
革靴の愛好家にとっては、HARUTAは日本の革靴文化に根付いたブランドとして、長く愛用されています。
3.Clarks(クラークス) デザートブーツ
画像出典:Amazon
ファッション性と耐久性に優れファッション愛好家から人気が高い！
Clarks(クラークス)は、イギリスの靴ブランドで、特に「デザートブーツ」として知られるアイコン的な商品で有名です。クラークスは1825年に創業され、長い歴史を持つ老舗の靴メーカーです。
デザートブーツは、1950年代にクラークスがデザインした靴で、砂漠地帯での過酷な環境にも耐える頑丈なブーツとして開発されました。
デザートブーツはシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴であり、スエードやレザーなどの素材が用いられています。特に、ソールにはクレープソールと呼ばれる特殊なゴム素材を使っていることが、デザートブーツの特徴的なデザインの一つとされています。
デザートブーツはカジュアルなスタイリングに合わせやすく、ビジネスカジュアルからカジュアルまで幅広いシーンで人気があります。また、男性だけでなく女性向けのデザートブーツも展開されています。
クラークスのデザートブーツは、その快適な履き心地と耐久性、シンプルで時代を超えたデザインが評価され、世界中で多くの人々に愛用されています。さまざまなカラーや素材のバリエーションがあり、個々のスタイルに合わせて選ぶことができます。
4.JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ) ローファー
画像出典:Amazon
シンプルなデザインと高い品質で靴好きからも評価の高いローファー！
JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)は、インドネシアを拠点とする靴ブランドで、特に高品質なハンドメイドのローファーで知られています。ブランド名は、古代インドネシアの王朝であるスリウィジャヤ王国に由来しています。
JALAN SRIWIJAYAのローファーは、伝統的な手法を用いて一つ一つ丁寧に手作りされています。高品質な革素材が使用され、熟練した職人によって縫製や仕上げが行われています。そのため、履き心地が良く、上品で洗練されたデザインが特徴です。
デザインはシンプルで高品質となっているので、ビジネスシーンからカジュアルなスタイルまで幅広く合わせることができるため、幅広いファッションスタイルに対応しています。
また、JALAN SRIWIJAYAはインドネシアの文化や伝統に敬意を払いながら、モダンなアプローチでデザインされた靴を提供しています。
5.SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン) アシュランス
画像出典:SCOTCH GRAIN公式サイト
日本人の足に合わせた品質の高い国産ブランド！
SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)は、1964年に墨田区で創業した日本の革靴ブランドです。
創業者が自ら選定した革を使うことで、安くはありませんが、高級革靴と比べるとお求めやすいながらも、非常に高い品質を誇ります。
中でもこのアシュランスは、ウイングチップで少し主張がありつつも、穴のあけ方が小さめになっていて、嫌らしくない革靴です。
ウイングチップのこの細かく空いている穴は、デザインはもちろん、通気性にも関係してくるので、足が蒸れにくいでしょう。
日本のブランドで日本人に合った形を追求していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。
6.SANDERS(サンダース) ミリタリーダービー
画像出典:Amazon
軍用シューズとして高い耐久性と男臭い魅力のある革靴！
SANDERS(サンダース)は、イギリスの靴メーカーで、特にミリタリーダービーシューズ(Military Derby Shoes)で知られています。SANDERSは1873年に創業され、長い歴史を持つ老舗のブランドです。
ミリタリーダービーシューズは、デルタフォースブーツやアーミーブーツなどとも呼ばれる、軍隊や軍事的なデザインを持つレースアップの靴です。
通常は、トゥキャップ(つま先部分の保護)やスチールシャンク(足のアーチをサポートするための金属の板)など、耐久性と頑丈さを重視した特徴的なデザインが見られます。
また、上質な素材を使用し、熟練した職人によってハンドメイドで作られています。そのため、履き心地が良く、長持ちすることが特徴とされています。
デザインはシンプルかつクラシックでありながら、ミリタリーデザインの特徴を取り入れたスタイリッシュな一足です。そのため、フォーマルからカジュアルまで様々なスタイルに合わせることができます。
SANDERSのミリタリーダービーシューズは、イギリスをはじめとする国内市場だけでなく、世界中のファッション愛好家によって高く評価されています。一度購入すれば長く愛用できる靴として、多くの革靴愛好家に人気があります。
7.LOAKE(ローク) BRIGHTON
画像出典:Amazon
可愛らしさもあるローファーで足元で良い存在感を放ってくれる！
LOAKE(ローク)は、イギリスの靴メーカーで、1880年に創業された伝統的なブランドです。LOAKEは、高品質な革靴を手作りで製造しており、英国の靴産業の中でも特に評価の高いブランドの一つです。
中でもタッセルローファーのモデルである”LOAKE BRIGHTON”(ローク ブライトン)は、LOAKEが提供する人気のあるモデルの一つです。
飾り付きのローファーとなっていて、主に日本ではカジュアルスタイルに使われることが多いです。
LOAKE BRIGHTONは、上質なカーフレザーを使用し、熟練した職人によってハンドメイドで作られています。LOAKEの靴は、グッドイヤーウェルテッド製法と呼ばれる丈夫で耐久性のある製法で作られており、長い間快適に履き続けることができます。
BRIGHTONはクラシックなデザインながら、ビジネスシーンからフォーマルなイベントまで幅広いスタイルに合わせることができる靴です。英国の伝統的なスタイルを好む方や上質な靴を求める方に人気があります。
8.RED WING(レッドウィング) ポストマン
画像出典:Amazon
非常に耐久性が高く、10年20年と使える傑作シューズ！
RED WING(レッドウィング)は、アメリカ合衆国のミネソタ州で創業した靴メーカーで、1905年に設立されました。高品質なワークブーツやワークシューズで知られており、特に耐久性と快適さに優れた靴を提供しています。
“ポストマン”は、レッドウィングが提供するモデルの一つです。ポストマンは、アメリカの郵便配達員(ポストマン)が履いていた靴をベースにしたデザインを持つオックスフォードシューズです。
シンプルでクラシックなデザインが特徴であり、フォーマルな場面からカジュアルなシーンまで幅広く合わせることができる靴です。
ポストマンは、アメリカの伝統的なクラフトマンシップによって手作りで製造されており、高品質なレザーを使用しています。
レッドウィングの靴は、グッドイヤーウェルテッド製法という耐久性の高い製法で作られており、長い間愛用することができる丈夫な靴として評価されています。
レッドウィングのポストマンは、履き込むほどに足に馴染み、快適さと耐久性を提供することで有名です。また、そのシンプルでタイムレスなデザインが、ファッションの流行にとらわれずに長く愛される理由の一つとされています。
9.Berwick(バーウィック) ROIS NEGRO プレーントゥ
画像出典:Amazon
比較的新しいブランドながらも、高い品質とコストパフォーマンスの高さで人気のモデル！
Berwick(バーウィック)は、1991年に創業されたスペインの靴メーカーで、高品質な革靴を手作りで製造しています。特に、クラシックで洗練されたデザインの靴で知られています。
“ROIS NEGRO”(ロイス ネグロ)は、バーウィックが提供する靴のモデルの一つで、プレーントゥ(つま先がシンプルなデザイン)のオックスフォードシューズです。”ROIS NEGRO”は、スペイン語で「黒の王」という意味であり、黒い革で作られたクラシックなデザインの靴を指しています。
このモデルは、シンプルでエレガントなデザインが特徴であり、フォーマルなシーンからビジネスカジュアルまで幅広く合わせることができます。上質なカーフレザーなどの素材を使用し、熟練した職人によって手作りされているため、快適な履き心地と耐久性を提供します。
バーウィックの靴は、世界中の靴愛好家に愛されており、特にクラシックなデザインや細部へのこだわりを重視する方に人気があります。
10.madras(マドラス) ルーテシア
画像出典:Amazon
仕事用の革靴としてお求めやすいながらも耐久性の高い1足！
“Madras”(マドラス)は、イタリアの靴ブランドで、「ルーテシア(Rutezia)」はそのブランドが提供するモデルの一つです。
マドラスは、高品質な革靴を専門としており、イタリアの靴産業の伝統とノウハウを持っています。ブランドは、洗練されたデザインと高いクオリティを重視し、上質な素材と熟練した職人による手作業で靴を製造しています。
紹介しているルーテシアのストレートチップのモデルは、かなり安めながらも品質が高く、長く使えつつもそこまで値が張らない仕事用の革靴が欲しい方に非常におすすめです。
マドラスの靴は、デザインと品質にこだわりを持つ靴愛好家に人気があります。ルーテシアを含むマドラスの靴は、その特徴的なデザインと手作業によるクラフトマンシップから、高い評価を受けています。
5万円以下でコスパの良いおすすめ革靴比較表
ここまで様々なコスパの良いおすすめの革靴を紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
| コスパの良い革靴 | 詳細 |
| 1.REGAL(リーガル) 31YRAH ストレートチップ
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王道の日本ブランドとして高い実用性を誇り、仕事用としておすすめ！
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| 2.HARUTA(ハルタ) レースアップシューズ プレーントゥ
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学生ローファーで圧倒的なシェアを誇る安くて耐久性の高い革靴ブランド！
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| 3.Clarks(クラークス) デザートブーツ
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ファッション性と耐久性に優れファッション愛好家から人気が高い！
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| 4.JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ) ローファー
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シンプルなデザインと高い品質で靴好きからも評価の高いローファー！
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| 5.SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン) アシュランス
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日本人の足に合わせた品質の高い国産ブランド！
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| 6.SANDERS(サンダース) ミリタリーダービー
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軍用シューズとして高い耐久性と男臭い魅力のある革靴！
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| 7.LOAKE(ローク) BRIGHTON
|
可愛らしさもあるローファーで足元で良い存在感を放ってくれる！
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| 8.RED WING(レッドウィング) ポストマン
|
非常に耐久性が高く、10年20年と使える傑作シューズ！
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| 9.Berwick(バーウィック) ROIS NEGRO プレーントゥ
|
比較的新しいブランドながらも、高い品質とコストパフォーマンスの高さで人気のモデル！
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| 10.madras(マドラス) ルーテシア
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仕事用の革靴としてお求めやすいながらも耐久性の高い1足！
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まとめ
今回は、安めながらも品質に優れたコストパフォーマンスが高い革靴を紹介しました。
今回紹介した革靴に関しては、専門家の方に意見を聞き、実際に見てきたものなので、自信を持っておすすめできます。
特にビジネス用として最適な「REGAL(リーガル) 31YRAH ストレートチップ」や、カジュアルに使いやすい「JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ) ローファー」など非常におすすめですので、ぜひチェックしてみてください。
