レザーシューズ

経年変化を楽しめるおすすめのブーツ10選!【革質が特に良いモデルを厳選】

レザーのブーツは、しっかり手入れすることで、独特な艶がでたり、自分の足に馴染んでいってくれる魅力的なアイテムです。

今回は、経年変化を楽しめるような、品質が高く、革質が優れたおすすめのブーツを紹介していきます。

コストパフォーマンスが高いものから、パターンオーダーもできるような高級ブランドまで特に靴好きから支持が厚いブーツを紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

 

ブーツの選び方

ブーツの選び方

おすすめのブーツを紹介していくにあたって、まずはその選び方を紹介していきます。

タイプやレザー、サイズ感などしっかり確認していくと、特に気に入る1足が見つかると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

タイプから選ぶ

ブーツにも色んな種類があり、主なものは「6インチレースアップ」「エンジニア」「サイドゴア」「チャッカ」が挙げられます。

6インチレースアップブーツ

6インチレースアップブーツ

6インチというのは丈の長さで、スニーカーでいうハイカットくらいの長さに、紐が通っているブーツのことを言います。

最も一般的なブーツとなっていて、ワークブーツはもちろん、細身でドレスシーンでも使えるようなブーツもあります。

かなり幅広く使えるので、ブーツデビューにもぴったりでしょう。

エンジニアブーツ

エンジニアブーツ

その名の通り炭鉱などの技術者のために生まれたワークブーツが「エンジニアブーツ」です。

足首部分にベルトがついているのと、本格的なものだと元々の利用の安全のためにつま先に鉄板が入っています。

現代では特にバイク乗りの方から人気が高く、根強い人気のブーツです。

サイドゴアブーツ

サイドゴアブーツ

「サイドゴアブーツ」は、その名の通り、サイド部分にゴア(ゴム)がついていて、脱ぎ履きがしやすいのが特徴です。

モデルによっても多少は変わってくるものの、すっきりしていつつもほどよく存在感があるブーツが多く、非常に幅広く使えます。

また紐を結ぶ必要もなく、靴ベラが無くても脱ぎ履きしやすいので、非常に便利です。

近い形でベルトで留めるタイプの「ジョッパーブーツ」という種類もあります。

チャッカブーツ

チャッカブーツ

「チャッカブーツ」は、どちらかというとドレスシューズに近く、落ち着いた紳士の魅力があります。

また足首まではあるものの、そこまで丈が長くないので、かなり幅広く使うことができるでしょう。

画像はスエード仕様となっていますが、一般的なレザーのものもあり、そちらはスーツでも使えます。

レザーの品質から選ぶ

ブーツは基本的には牛革が使われていますが、なめし方や牛革でも種類があり、色んなパターンがあります。

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さらには、少数ですが他の革もあり、基本的には料金はかなり上がってしまいますが、「コードバン」と呼ばれる馬のお尻の革を利用したものは高級靴として独特な光沢があり、靴好きの憧れです。

もしそこまで革について詳しくない場合は、まず牛革のものを選んでいくと良いでしょう。

サイズをしっかり確認する(スニーカーとは違う)

ブーツのサイズ感は、スニーカーとは大きくかわってきます。

スニーカーは27cmがちょうどいいのに、ブーツで27cmだと大きすぎるなんていうこともあります。

基本的にブーツはスニーカーより1cm程度大きいので、スニーカーのサイズより1cm小さいものを選んでいくのがおすすめです(スニーカー27cmの場合、ブーツは26cmなど)。

またブランドによっても若干変わってくるので、ネットの方が安い場合もありますが、一度は店舗で試着することをおすすめします。

 

経年変化を楽しめるおすすめのブーツ10選!

経年変化を楽しめるおすすめのブーツ10選!

いよいよここから、経年変化を楽しめるおすすめのブーツについて紹介していきます。

特に靴好きからも支持が厚い、品質の高いブーツについて紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

1.REDWING(レッドウィング) ベックマン

REDWING(レッドウィング) ベックマン

創設者の名前がモデル名の由来となった、高品質で合わせやすくも経年変化を楽しめるブーツ!

アメリカンブーツの代表的なブランドである「レッドウィング」は、1905年に設立され、米国最大のタンナーから供給される高品質なレザーや自社工場で製造されるブーツを提供しています。

1世紀以上にわたる歴史を持ち、リアルワーカー向けに作られてきたブーツで、堅牢さとクッション性が魅力です。

日本でも高い知名度を持つこのブランドは、世界的な人気を得ています。

特にこのベックマンは、レッドウィングの創設者であるチャールズ・ベックマンが名前の由来となっている、レッドウィングの中でも特別なモデルです。

レッドウィングは、それ以外にもモックトゥやアイアンレンジャー、ポストマンといった人気モデルがあり、非常に魅力的なブランドです。

 

2.Tricker’s(トリッカーズ) カントリーブーツ

Tricker's(トリッカーズ) カントリーブーツ

イギリスの国民的なブランドとして世界的に人気の高いブーツ!

1829年に英国のノーザンプトンで創立された「トリッカーズ」。中でも「カントリーブーツ」は世界的に人気のブーツです。

英国らしい気品とワークブーツの頑丈さを兼ね備えたブーツは、英国のチャールズ皇太子に愛用されたことでも知られており、英国靴界の名門としてロイヤルワラント(王室御用達の紋章)を授かっています。

「トリッカーズ」はイギリスで最古のシューズブランドであり、エレガントなカントリーブーツが特に評価されています。

グッドイヤーウェルト製法を採用したブーツは足なじみが良く、その品質と風格が魅力です。

上質なレザーを使いつつも、靴ずれを起こしてしまう人も少なく、履き始めから快適に過ごせるブーツです。

 

3.SANDERS(サンダース) ミリタリーキャップトゥチェルシーブーツ

SANDERS(サンダース) ミリタリーキャップトゥチェルシーブーツ

トゥキャップが付いたサイドゴアブーツとなっていて、武骨さと上品さを兼ね備えたミリタリーシューズ!

サンダースは1873年にイギリスのラシュデンでウィリアム・サンダースとトーマス・サンダース兄弟によって設立されました。

靴の専門メーカーとして150年以上の歴史を有し、グッドイヤー製法の発展と第一次世界大戦中にイギリス軍への軍靴供給契約によって成長しました。

5世代にわたるファミリーマネジメントを守り、今日まで老舗シューメーカーとして世界中で高い評価を得ています。

サンダースはミリタリーブーツではありますが、軍の式典などに使われていたものとなり、耐久性と武骨さを持ちつつも上品で、普段使いでもコーディネートを格上げしてくれるようなモデルとなっています。

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4.Alden(オールデン) タンカーブーツ

Alden(オールデン) タンカーブーツ

男の憧れとして、最高品質の革靴を作り続けているアメリカのブランド!

「オールデン」は1884年に創設された、アメリカの靴文化を代表するシューズブランドです。

高級なシェルコードバンやカーフスキンレザーなどを使用したブーツを展開しています。

紳士靴やカスタムメイドのシューズからスタートし、1970年代からは医療用矯正靴の開発にも着手。その経験から生まれた技術により、履き心地も評価されています。

約200の工程を経て作られるブーツは、耐久性が優れており、長く愛用できる高級アイテムとしておすすめです。

中でもこの「タンカーブーツ」は、高級な馬革であるコードバンを使用したブーツで、経年変化によって味わい深さが増し、大人の魅力を引き立てるデザインとなっています。

カジュアルな服装とも調和し、上品な印象を演出します。

 

5.WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ) セミドレス

WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ) セミドレス

キングオブワークブーツとまで言われ、圧倒的な品質を誇る最高峰のブランドの定番モデル!

アメリカンワークブーツの代表的なブランドであり、MADE IN USAの伝統を守り続ける「WHITE’S BOOTS」。

工芸品のようなオーラを持つブーツは、生産効率よりも品質にこだわり、職人の手仕事によって作られています。

アーチサポートやビブラムソールなどの特徴が、長時間の着用でも疲れにくい履き心地を提供し、オイルドレザーの足馴染みも良好です。

レザーや仕様を選べるパターンオーダーを行っていて、ホワイツのオーダーをすることは、ブーツ好き、革小物好きの憧れです。

 

6.WESCO(ウエスコ) ボス

WESCO(ウエスコ) ボス

最高峰の品質で、男の憧れのエンジニアブーツ!オーターもできる!

ウエスコブーツは品質にこだわり、全工程を自社工場で行っています。。

伝統的なステッチダウン製法を採用し、耐久性や防水性、屈曲性に優れているのが特徴です。

この製法ではバンプにトウキャップを挟み、革を重ねてアッパーレザーやミッドソール、VIBRAM社のラバーソールを直接縫い合わせています。

これにより剥がれにくく防水性が向上。ウエスコの拠点があるオレゴン州の雨多い環境に適しています。

ウエスコブーツは手仕事による155の工程を経て造られ、アメリカの伝統的な製法を守りながら最高品質のブーツを提供しています。

革や仕様を選び、オーダーすることもできるので、最高のエンジニアブーツが欲しい方に特におすすめです。

 

7.CLARKS(クラークス) デザートブーツ

CLARKS(クラークス) デザートブーツ

柔らかくて楽な履き心地と、高い耐久性から永遠の定番として人気!

1825年、英国の小さな町でクラーク兄弟が創業したクラークスは、羊の皮で作ったスリッパから始まり、コンフォートシューズのパイオニアとして知られています。

常に柔らかい履き心地のブーツを追求し、特に「デザートブーツ」や「ワラビーブーツ」などのスエード素材やクレープソールを使ったブーツは、長く愛される永遠の定番となりました。

中でもこの1950年に登場した「デザートブーツ」は、英国のカジュアルシューズの代表で、シンプルなデザインは英国陸軍に従軍した「ネイサン・クラーク」によるものです。

カウレザーのアッパーは履き込むほどに柔らかくなり、クレープソールは天然ゴムから作られており、柔軟な履き心地が特徴です。

これらの特性が、デザートブーツの人気の秘訣となっています。

 

8.DANNER(ダナー) ダナーライト

DANNER(ダナー) ダナーライト

高い性能と、かっこよさの中に可愛らしさもあるデザイン性で、アウトドアブーツとして地位を確立している!

アウトドアブーツの名門「ダナー」は、1932年にチャールズ・ダナー氏とウィリアム・ウェインハーグ氏によって設立されました。

もともとは木こり用の靴メーカーとして知られましたが、1960年代にアウトドアブーツの製造を開始し、1980年には世界で初めてゴアテックスを使用した「ダナーライト」を発売しました。

「ダナーライト」はダナーの象徴的な存在で、今でもポートランドの工場でハンドメイドのステッチダウン製法によって製造されています。

このブーツはアウトドア活動において高い機能性を提供するだけでなく、アーバンシーンでもファッションと機能を兼ね備えているのも特徴です。

GORE-TEX®ブーティーを使用しており、防水性と透湿性に優れています。また、排水性にも優れ、Vibram®ソールが高いグリップと耐摩耗性を提供しています。

アウトドアブーツの分野で高い評価を受けるブランドです。

 

9.Blundstone(ブランドストーン) チェルシーブーツ

Blundstone(ブランドストーン) チェルシーブーツ

防水性、耐久性に優れ高い品質を持ちつつも、比較的お求めやすくブーツデビューにもおすすめ!

英国で靴作りを学んだジョン・ブランドストーン氏が1870年にオーストラリアのタスマニア島で始めた工場が、「ブランドストーン」の起源です。

独自のインジェクション製法を用いて製造されるシューズは、耐久性と耐水性に優れ、過酷な環境下で働く人々に愛用されてきました。

特に代名詞とも言えるサイドゴアブーツは、着脱が容易で雨にも強く、万能なブーツとして広く人気です。

「ブランドストーン」のORIGINALSモデルは、サイドゴアブーツの元祖として世界的に愛され、ブランドの代表モデルとなっています。

伸縮性のあるサイドゴアとクッション性の高いソールなど、機能性も抜群です。

高い機能性とデザイン性を持ちつつも、比較的お求めやすく、本格ブーツデビューにもぴったりのモデルとなっています。

 

10.Chippewa(チペワ) 6インチ サービスユーティリティブーツ

Chippewa(チペワ) 6インチ サービスユーティリティブーツ

100年以上の歴史を持ち、高い耐久性ながらもすっきりしたデザインできれいめにもおすすめ!

1901年に創業された「チペワ」は、アメリカの老舗ブーツメーカーで、ウィスコンシン州で設立されました。

創業当初から森林伐採用のロガーブーツを始め、ミリタリーブーツやエンジニアブーツなど、耐久性を重視したブーツを生産してきました。

「チペワ」は労働者向けに丈夫なブーツを作り続け、防水性、耐熱性、つま先保護機能などを備えたワークブーツを提供しています。

特にこの「6インチ サービスユーティリティブーツ」は、丈夫ながらも、かなりすっきりしたデザインとなっていて、きれいめスタイルにも合いやすいです。

高い耐久性を持ちつつも、シャツやジャケットなどのきれいめスタイルとも合わせられるブーツを探している方にぴったりでしょう。

 

経年変化を楽しめるおすすめのブーツ比較表

ここまで経年変化を楽しめるおすすめのブーツについて紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。

靴好きからも特に人気が高く、各ジャンルで間違いないブーツとなっていますので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのブーツ 詳細
1.REDWING(レッドウィング) ベックマン

REDWING(レッドウィング) ベックマン

創設者の名前がモデル名の由来となった、高品質で合わせやすくも経年変化を楽しめるブーツ!

2.Tricker’s(トリッカーズ) カントリーブーツ

Tricker's(トリッカーズ) カントリーブーツ

イギリスの国民的なブランドとして世界的に人気の高いブーツ!

3.SANDERS(サンダース) ミリタリーキャップトゥチェルシーブーツ

SANDERS(サンダース) ミリタリーキャップトゥチェルシーブーツ

トゥキャップが付いたサイドゴアブーツとなっていて、武骨さと上品さを兼ね備えたミリタリーシューズ!

4.Alden(オールデン) タンカーブーツ

Alden(オールデン) タンカーブーツ

男の憧れとして、最高品質の革靴を作り続けているアメリカのブランド!

5.WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ) セミドレス

WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ) セミドレス

キングオブワークブーツとまで言われ、圧倒的な品質を誇る最高峰のブランドの定番モデル!

6.WESCO(ウエスコ) ボス

WESCO(ウエスコ) ボス

最高峰の品質で、男の憧れのエンジニアブーツ!オーターもできる!

7.CLARKS(クラークス) デザートブーツ

CLARKS(クラークス) デザートブーツ

柔らかくて楽な履き心地と、高い耐久性から永遠の定番として人気!

8.DANNER(ダナー) ダナーライト

DANNER(ダナー) ダナーライト

高い性能と、かっこよさの中に可愛らしさもあるデザイン性で、アウトドアブーツとして地位を確立している!

9.Blundstone(ブランドストーン) チェルシーブーツ

Blundstone(ブランドストーン) チェルシーブーツ

防水性、耐久性に優れ高い品質を持ちつつも、比較的お求めやすくブーツデビューにもおすすめ!

10.Chippewa(チペワ) 6インチ サービスユーティリティブーツ

Chippewa(チペワ) 6インチ サービスユーティリティブーツ

100年以上の歴史を持ち、高い耐久性ながらもすっきりしたデザインできれいめにもおすすめ!

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まとめ

今回は、品質が高く、経年変化を楽しめるおすすめのブーツについて紹介しました。

ブーツは、革の味がでてきたり、自分の足に馴染んでいき、非常に魅力のあるアイテムです。

ぜひぴったりのブーツを見つけて、より日常生活やファッションを充実させてくださいね。

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