レッドウィングは、ワークブーツの中でも特に人気が高く、色んな場面で使われてきた歴史があります。
それぞれの職業を支えるようなものから、ファッションアイコンとしてまで非常に長年愛され続け、魅力的なブランドです。
今回は、そんなレッドウィングでおすすめのブーツを紹介していきます。
人気の定番モデルから、少し通なモデルまで幅広く紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。
レッドウィングのブーツの選び方
レッドウィングのおすすめブーツを紹介していくにあたって、まずはその選び方を紹介していきます。
しっかり自分に合ったものを選ぶためにも、ぜひご確認ください。
1.フィット感の確認
レッドウィングのブーツを選ぶ際、特に重要なのはフィット感です。
足のサイズだけでなく、幅や甲の高さも考慮する必要があります。
レッドウィングのブーツは革製で時間と共に足に馴染んできますが、最初からきつすぎたり、大きすぎたりすると快適に履くことができません。
可能であれば実店舗での試着をおすすめします。また、試着時には普段履く靴下を履いて正確なフィット感を確認しましょう。
2.用途に応じた選び方をする
ブーツをどのような状況で使用するかによって適したモデルが異なります。
例えば、作業用には耐久性と保護機能が優れたモデル、カジュアルウェアとしてはデザイン性と快適性を重視したモデルを選ぶと良いでしょう。
また、防水性や滑りにくさなど、特定の機能が必要な場合はそれに合ったモデルを選ぶことが大切です。
3.革質とカラーの選択
レッドウィングのブーツは様々な革質とカラーがあります。
使用される革の種類によって耐久性やエイジング(経年変化)の仕方が異なるため、日常使いか特別なシーン用かによって選ぶと良いでしょう。
また、コーディネートに合わせやすいカラーを選ぶことも大切です。
人気のカラーはブラウンやブラックですが、個性を出したい場合はバーガンディーやライトブラウンなどもおすすめです。
4.ケア用品の準備
レッドウィングのブーツを長く愛用するためには、適切なケアが不可欠です。
購入時に合わせて専用のクリームや防水スプレー、ブラシなどケア用品を揃えると良いでしょう。
レッドウィングは自社のケア用品も充実しているので、靴に合わせたものを選んでいくことをおすすめします。
定期的にクリーニングと保湿を行うことで革が乾燥しにくく、美しいエイジングを楽しめます。
5.予算と価値の考慮
レッドウィングのブーツは高品質で長持ちするため、初期投資は高めですがコストパフォーマンスは非常に良いと言えます。
予算に応じて最適なモデルを選び、長期的な視点でその価値を考えることが大切です。
また、セール時期やアウトレット店を利用することで、少しでもお得に購入することも検討しましょう。
レッドウィングのおすすめブーツ10選!
いよいよここから、レッドウィングのおすすめブーツを紹介していきます。
人気の定番モデルから、少し通なモデルまで様々なブーツを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
1.クラシック モックトゥ 0875
定番中の定番として、アメカジシーンのみならず圧倒的な人気を誇るワークブーツ!
RED WINGは1952年にワーク・ハンティングブーツ向けにクッション性豊かなトラクショントレッドソールを導入し、モックトゥなどのデザインと堅牢なつくりで、履き心地と耐久性を組み合わせたのがこの「クラシック モックトゥ」となっています。
高い耐久性を持ちつつも、クッション性がしっかりしていて、靴内部のコルクが沈んで足にフィットしてくれることから、履き心地も非常に快適です。
これがアメリカを代表するワークブーツとなり、50年以上にわたって生産され続け、履くほどに風格と味わいが増す名作です。
2.アイアンレンジャー 8083
鉱夫に愛用された武骨で男臭いデザインが魅力のブーツ!
アイアンレンジャーはレッドウィング社の鉄鉱石鉱山地域で働く鉱夫たちによって愛用されたブーツで、通常のワークブーツのつま先にレザーを追加してつくった「キャップドトゥ」として知られています。
このデザインは20世紀初頭のワークブーツに広く採用され、現代のアイアンレンジャーがこのデザインを受け継いでいます。
アイアンレンジャーはミネソタ州北部の鉄鉱石の産地に敬意を表し、ビブラム#430ミニラグ・ソールとオイルを含ませたラフアウトレザーのホーソーン・ミュールスキナーを採用しています。
このレザーは時間とともにエイジングが進み、独自の風合いと味わいを醸し出します。アイアンレンジャーは、アメリカの鉱山労働の遺産を反映したクラシックなワークブーツです。
3.11インチ エンジニア 2268
定番エンジニアブーツとして、バイカーからの人気も高い1足!
エンジニアブーツは1930年代にアメリカで登場し、当初は膝下丈で脱ぎ履きが簡単なワークブーツとして人気を集めました。
エンジニアブーツは履き込むほどに風格を増し、愛着を深める特別な魅力を持つブーツで、エンジニアブーツ#2268はその代表的な存在です。
2003年にはレザーが芯まで黒く染められ、さらに履きやすさが向上したデザインに変更され、その後も変わらぬスタイルで愛されています。
レッド・ウィングはワーキングブーツの大御所ブランドで、エンジニアブーツはその代表的な製品のひとつで、労働者向けに安全性とデザインが配慮されています。
4.クラシック ラウンド 9111
ワーク感はありつつも、比較的すっきりしたデザインで、幅広く使える!
このレッド・ウィングの「クラシック ラウンド 9111」は、20世紀初頭に登場し、6インチのラウンドトゥのレースアップブーツとして一般的な型のワークブーツで、ナンバー8ラストという古くから使用されている木型を採用しています。
これは今日でもクラシックなスタイルのワークブーツとして愛されており、長年にわたり支持を受けています。
ブーツのアッパーにはカッパー・ラフアンドタフ・レザーが使用され、そのヌバックレザーの一種はオイルとワックスを加えて加工され、特有のムラ感とシワ感を持つ味わい深いレザーです。
ソールにはトラクショントレッドが採用され、アーチサポートとグリップ力を兼ね備えています。
また、グッドイヤーウェルト製法を採用しており、履き込むことでフィット感が向上し、長時間履いても疲れにくく、ソールのリペアが可能です。
この製法はレッド・ウィングの伝統で、1937年からは釘を使わずに製造されています。
5.スーパーソール モックトゥ 8133
高い耐久性を持ちつつも、軽量化もされていて実用性の高いブーツ!
レッド・ウィング社が1970年代に特許を取得したスーパーソール製法は、アメリカのワークブーツ業界における低コスト化の流れと、セメント製法への移行に対応するために開発されました。
この製法では、アッパー、ウエルト、中底が一体となり、発泡ウレタンがモールドに流し込まれて使用されています。
これにより、耐久性と軽量性を兼ね備え、オイルドレザーを使うことができました。
スーパーソール製法はクッション性やグリップ力に優れており、軽快な履き心地を提供します。
レッドウィングのワークブーツの代名詞で、モックトゥのワークブーツ#204をベースに、日本向けにブラック・クローム・レザーを使用した#8133が生まれました。
このブーツは耐久性、快適性、そしてスタイルの絶妙なバランスを備えています。
6.ミルワンコングレス 9077
上質なフェザーストーンレザーを採用し、上品な印象のあるブーツ!
「チェルシーブーツ」として知られるスリップオンタイプのブーツは、1960年代にロンドンで流行し、英国的なイメージの靴ですが、19世紀から20世紀初頭にはアメリカで「コングレス・ブーツ」として広く履かれていました。
コングレスは英語で議会を意味し、当時のアメリカでは紳士の靴として一般的で高級感のあるスタイルでした。
2016年に、レッド・ウィングはこのコングレス・ブーツをクラシックドレスの新商品として発売しました。
このブーツはベックマンブーツに使われているフェザーストーンレザーとグロコード・メダリオン・ソールを採用し、クラシックなアメリカのテーストと実用性を兼ね備えています。
シンプルなデザインでスラックスからジーンズまで幅広く合わせられ、革の質感やエイジングも楽しめるブーツです。
7.ラインマン 2904
スポーティーな雰囲気を持ち、アメリカの歴史を支えてきたブーツ!
20世紀半ば、アメリカの電線工(ラインマン)は危険な仕事であり、高所での作業や高圧電流の取り扱いが必要でした。
安全とホールド性を考慮して、彼らは「レース・トゥー・トゥ」タイプのブーツを好み、これが「ラインマンブーツ」として知られるようになりました。
レッドウィングはそんなラインマンのため、足をしっかり包み込むホールド感を提供し、クッション性に優れたトラクション・トレッドソールを備え、アイレット上部にフックが付いていて着脱が便利なこの「ラインマンブーツ」を開発しました。
アッパーの「オロレガシー」は銀面をそのまま使用し、天然素材の特有の表情と経年変化を楽しむことができます。
このラインマンブーツはレッドウィングの人気モデルの一つで、20世紀初頭にアメリカのライフラインを確保したラインマンたちが愛用したブーツのスタイルを継承しています。
8.ポストマン 101
ほどよくすっきりしたデザインで、どんな場面でも使いやすいシューズ!
1954年、レッド・ウィング社がアメリカの警察官や郵便配達員向けに黒いドレスタイプのサービスシューズ「ポストマン・オックスフォード#101」を発売しました。
この靴は特に郵便局員に愛され「ポストマン・シューズ」として広く愛されました。
その支持の背後には、洗練されたデザイン、光沢のある雨に強いレザー、長時間歩いても快適なソールなど、デザインと機能性が兼ね備わっていたことがあります。
特に、柔らかいラバーソールは衝撃を良く吸収し、郵便配達員の足への負担を軽減しました。このデザインと機能性は現代でも魅力的で、ビジネススタイルからカジュアルまで使うことができるのも魅力です。
コレクテッド・グレインレザーを使用し、上品な艶感を持つ靴で、磨けば輝きを増します。
ソールは歩きやすく疲れにくい特長があり、比較的土踏まずの高い足にフィットする設計のNo.210ラストを採用しています。
9.ベックマン フラットボックス 9060
レッドウィング創業者の名前が使われた特別なモデル!
「ベックマンブーツ フラットボックス」は、レッド・ウィング社の創業者であるチャールズ・ベックマンに敬意を表して名付けられたブーツです。
これは、創業期から存在していたラウンドトゥのブーツを現代の素材で再現したもので、当時、自動車普及前で道路の整備が不完全だったため、泥や塵から足を保護するための6インチ丈のブーツが広く使われていました。
多くのブーツは硬い部材である「先芯」を入れず、柔らかく履きやすい「フラットボックス」仕様でした。
このブーツは、当時のフラットボックス仕様の6インチブーツを再現しており、ベックマンシリーズのデザインと木型を使用しています。
先芯を入れないため、つま先の革が足に合わせて馴染み、履き心地が快適です。また、経年変化を楽しむこともでき、革やソールに特長があります。
10.ワークチャッカ 3140
優しい印象を持ち、大人のカジュアルスタイルにぴったりのモデル!
「ワークチャッカ」は、レッドウィングのブーツのルーツに基づいて作られた、屋内作業向けの靴です。
このモデルは、ポストマンと同じ210番ラストを使用し、柔軟でクッション性のあるアトラストレッド・ソールを備えており、軽量で快適な履き心地を持ちます。
3つのアイレットとくるぶし丈のデザインにより、脱ぎ履きも簡単で、現代のライフスタイルに適した軽快で機能的な靴と言えます。
また、このチャッカブーツは高い耐久性と快適な履き心地を提供し、メイドインアメリカで製造されています。ブラウンのレザー素材は履き込むほどに味わいが増し、グッドイヤー・ウェルト製法を採用しており、耐久性と履き心地の快適さを実現しています。
靴紐のビビッドなカラーリングがデザインにアクセントを加えています。
このチャッカブーツは、長時間の着用に適しており、上品な”ブラック・クローム・レザー”の外観も特徴で、カジュアルからきれいめなスタイルまで幅広く合わせられる一足です。
レッドウィングのおすすめブーツ比較表
ここまで様々なレッドウィングのおすすめブーツを紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
レッドウィング | 詳細 |
1.クラシック モックトゥ 0875
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定番中の定番として、アメカジシーンのみならず圧倒的な人気を誇るワークブーツ!
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2.アイアンレンジャー 8083
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鉱夫に愛用された武骨で男臭いデザインが魅力のブーツ!
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3.11インチ エンジニア 2268
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定番エンジニアブーツとして、バイカーからの人気も高い1足!
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4.クラシック ラウンド 9111
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ワーク感はありつつも、比較的すっきりしたデザインで、幅広く使える!
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5.スーパーソール モックトゥ 8133
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高い耐久性を持ちつつも、軽量化もされていて実用性の高いブーツ!
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6.ミルワンコングレス 9077
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上質なフェザーストーンレザーを採用し、上品な印象のあるブーツ!
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7.ラインマン 2904
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スポーティーな雰囲気を持ち、アメリカの歴史を支えてきたブーツ!
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8.ポストマン 101
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ほどよくすっきりしたデザインで、どんな場面でも使いやすいシューズ!
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9.ベックマン フラットボックス 9060
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レッドウィング創業者の名前が使われた特別なモデル!
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10.ワークチャッカ 3140
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優しい印象を持ち、大人のカジュアルスタイルにぴったりのモデル!
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まとめ
今回は、レッドウィングのおすすめブーツを紹介しました。
レッドウィングのブーツは、高い耐久性を持ち、経年変化を楽しめ、非常に魅力的です。
今回紹介したモデルは、徹底調査に基づき、本当におすすめできるものみなので、ぜひ参考にしてください。