カジュアルにも革靴を採用することで、上品で人と違った魅力的なスタイルを作っていくことができます。
カジュアルに使えて履き心地が良い革靴も多いので、色々選んでいくと、お気に入りのものを見つけることができるでしょう。
今回は、そんなカジュアルに使えるおすすめの革靴を紹介していきます。
革小物専門サイトとして、革質が特に良い革靴を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
カジュアルに使える革靴の選び方
カジュアルにおすすめの革靴を紹介していくにあたって、まずはその選び方を紹介していきます。
カジュアルは様々なスタイルがあるかと思いますが、しっかり合うものが選べる選び方を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
デザインとスタイルから選ぶ
カジュアルな場面に合ったデザインを選びましょう。
ローファー、チャッカブーツ、デッキシューズなどが一般的です。スタイルは自分の服装と合わせて考え、シンプルで汎用性のあるものを選ぶと良いです。
またカジュアル利用では基本的に外羽根のものを選んでいくことをおすすめします。
外羽根とは以下の画像のように、靴紐を通す部分が覆いかぶさるようになっているデザインのことで、こちらの方がカジュアルな印象があります。
逆に内羽根のタイプは、かなりすっきりした印象になるので、スーツなどフォーマルシーンでおすすめです。
素材とカラーをチェック
レザーの種類には多くのバリエーションがあります。
スエードやヌバックなど柔らかな質感のものから、スムースレザーやグレインレザーなどよりシックな質感のものまで非常に種類が豊富です。
また、ネイビーやワインレッドなどのカラーもカジュアルな雰囲気に合います。
履き心地の良いものを選ぶ
快適な履き心地が大切です。
クッション性やアーチサポートを備えたものを選び、サイズも正確に合ったものを選びましょう。
サイズは、本格革靴であれば、最初は少しきついくらいに感じるものを選んでいくのがおすすめです。
底が沈み、革が少し柔らかくなった際にちょうど良くなります。
ソールの種類から選ぶ
ソールの種類も重要です。
クレープソールやラバーソールはカジュアルな雰囲気に合い、快適な歩行をサポートします。
ソールもレザーのものもありますが、かなり上質でもの自体は良いのですが、雨の日に傷みやすいなど制限もあるので、慣れていない方は基本的にラバーソールがおすすめです。
カジュアルに使える革靴おすすめ10選!
いよいよここから、カジュアルに使えるおすすめの革靴を紹介していきます。
憧れの高級革靴から、コストパフォーマンスが高いモデルまで幅広く紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
1.Tricker’s(トリッカーズ) バートン
カジュアル革靴の王道!高い耐久性と上品さをあわせ持ったイギリスブランド!
1829年、イングランドのノーサンプトンで創業されたTricker’sは、靴作りの伝統を重んじ、英国王室御用達にも認定された老舗ブランドです。
職人の技術と情熱が受け継がれ、高品質な革靴が生まれています。
ウイングチップの革靴は、華やかな穴飾りメダリオンが特徴です。ブローギングやストームウェルト工法により耐水性が向上し、ダブルソールで耐久性が非常に高いです。
履き口と幅にゆとりがあり、脱ぎ履きも楽で使いやすいでしょう。
ベンチメイド方式を採用し、1足の靴を1人の職人が丹精込めて製作。ライトブラウン系の色味が個性を引き立てますが、カジュアル革靴なら黒も使いやすいです。
2.Alden(オールデン) ロングウイング
靴好きの憧れとして長年愛され続けているアメリカントラッドの象徴とされている革靴!
1884年にアメリカのマサチューセッツ州で創設された『オールデン』は、最高級の素材を用いて快適なフィット感を持つ靴を提供し、アメリカントラッドの象徴とされています。
代表的なモディファイドラストは、医療用の靴から派生し、独自の矯正サポート技術で快適な履き心地を追求。バリーラストなども優れたラストを生み出しました。
品質管理と職人技により高品質な靴を製造し、アメリカの伝統を感じさせる魅力があります。
超希少素材であるコードバンを使用したカジュアル革靴は、“革のダイヤモンド”と称されるほどの輝きを持ち、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに調和してくれます。
オールデンのコードバン製のシューズは、靴好きの憧れとして輝き続けているモデルです。
3.Church’s(チャーチ) シャノン
丸みを帯びつつも重厚感のあるデザインで、1足でオンオフ問わずかっこよく決まる!
チャーチは、1873年に創業され、質実剛健を体現している英国靴の名門。
1足当たり250もの工程を約8週間かけて作られるシューズのクオリティは、世界的に定評があります。
昨今ではファッション性を意識したモデルも展開しており、その人気に拍車をかけています。
外羽根プレーントゥの代表格とも称される、「チャーチ」が誇る名作中の名作「シャノン」。丸みを帯びたボリュームあるトゥが最大の特徴で、アッパーには撥水性の高い独自素材であるポリッシュドバインダーカーフが用いられています。
トリプルレザーソールとストームウェルトによる重厚感も秀逸です。
4.RED WING(レッドウィング) ポストマン
クッション性の高いソールを採用し、長時間歩いても負担の少ない革靴!
「RED WING(レッドウィング) ポストマン」は、1954年に発売され、全米の郵便配達員が愛用したことから「ポストマン・シューズ」と呼ばれるカジュアル革靴です。
この靴は郵便局員の歩行を支援する「機能」と、公務員用の「フォーマル感」を巧みに組み合わせたデザイン。
特に革靴の中ではクッション性が優れていて、革靴ながらもふわふわな履き心地が特徴です。
フォーマルな雰囲気と長時間歩いても負担が少ないことから、革靴に慣れていない方にも非常におすすめできます。
5.SANDERS(サンダース) ミリタリー ダービー
高品質ながらも比較的手ごろな価格で、上品な光沢のあるポリッシュドレザーを採用したモデル!
SANDERS(サンダース)は、イギリス生まれのシューメーカーで、ロイヤルワラント(英国王室御用達)を受けたブランドで、高品質なアイテムを手頃な価格で提供しています。
「ミリタリー ダービー」の特徴は、上部に使用されるポリッシュドレザー(ガラスレザー)です。
サンダースのポリッシュドレザーは、キメの細かいカーフレザーに薄い樹脂コーティングを施すことで、柔軟性と上品な光沢があり、質感が非常に良いです。
また光沢感がありつつも、傷や汚れがつきにくく、雨にも比較的強く、簡単なお手入れで光沢が保たれます。
ミリタリーシューズではあるものの、軍の式典などフォーマルな場面で使われていたものがルーツになっていて、非常に幅広く使えるモデルです。
6.CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ) キャベンディッシュ2
特に大人の男性にかっこよく決まるイギリスの歴史あるブランド!
「クロケット&ジョーンズ」は、1879年に英国の靴の中心地、ノーサンプトンで設立されたブランドです。
靴作りの伝統や哲学が今でも受け継がれ、熟練職人による手作業で高品質で美しい靴を生み出しています。世界で最も多様なラスト(木型)を持ち、独自のデザインバリエーションと素材選びにおいて他とは異なるノウハウを持っています。
セレクトショップなどでも支持が厚く、別注作品にも積極的。その特徴的なアプローチが魅力です。継続的に高品質な靴を提供し、靴作りの精神を大切にしています。
堅実ながらも遊び心のあるデザインで、まさに紳士の革靴と言えるでしょう。
7.JOSEPH CHEANEY&SONS(ジョセフ チーニー アンド サンズ) ケンゴン2R
武骨で悪路もしっかり歩ける男の革靴!
1886年にノーザンプトンで創立されたJOSEPH CHEANEYは、革の裁断から仕上げまでを自社工場で行い、英国製の誇りを持っています。
「ケンゴン 2R」は、力強い外観が特徴のカントリーシューズ。
ミリタリーシューズとして実績のあるモデルで、ミリタリーラスト4436を使用し、ラウンドトゥの魅力的なフォルムを持ちます。
グレインカーフレザーをアッパーに使用し、耐久性とタフさがあり、悪路もものともしない性能も魅力です。コマンドソールは防滑性と安定性に優れ、グッドイヤーウェルト製法による耐久性と歩きやすさがあります。
まさにカジュアルスタイルを格上げしてくれる、上質な革靴です。
8.Paraboot(パラブーツ) ミカエル
高いデザイン性を持ちつつも、独自のソールや頑丈なレザーを採用し圧倒的な耐久性を誇る!
「パラブーツ」は、1908年に誕生した老舗のフランス靴のブランドです。
独自のゴム合成法を開発し特許を取得し、唯一の自社製造ラバーソールを持ちます。
耐久性と快適な履き心地がラバーソールの特長。ノルウェイジャン・ウェルト製法やリスレザーなどの技術も有し、全天候に適した高機能を兼ね備えています。
ラバーソールは特にすり減りにくく、他の革靴と比べるとソール交換の頻度が減るので、余分な費用が掛からないのも魅力です。
「ミカエル」は「シャンボード」と並ぶ人気モデル。チロリアンシューズをベースに、70年以上経てもロングセラーとなっています。
ボリュームのあるシルエットが特徴で、防水性と耐久性がアウトドアでも活躍してくれます。
特におしゃれで靴も好きな方から人気が高く、ファッション好きであれば、満足できる革靴です。
9.JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリウァヤ) ローファー
手縫いながらも約4万円という圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、靴好きから注目を集めている!
2003年創業の「ジャランスリウァヤ」は、高いコストパフォーマンスで支持を集めるブランドです。素材と作りに妥協せず、手縫いのハンドソーンウェルト製法を採用。
そんな「ジャランスリウァヤ」のローファーは、高いデザイン性を持つ代表的なモデルです。
シンプルなステッチワークでサドル部分を飾り、洗練された雰囲気を演出してくれるでしょう。
コンパクトなヒールカップが特徴で、日本人の足に適した構造で快適な履き心地を提供します。
バランスの取れたデザインは、ヴァンプやサドルの形状を調整して完成。見た目だけでなく履き心地にもこだわった革靴は、デザインと快適さを求める人におすすめです。
10.Clarks(クラークス) ワラビー
快適ながらも可愛らしい印象もあり、服装の良いアクセントに!
「クラークス」の代表作であり快適な履き心地の革靴の象徴と言える「ワラビー」は、イギリスの著名なタンナーが提供するスエードレザーを用いたカジュアル革靴です。
モカシン構造による袋縫いと、肉厚なクレープソールの組み合わせによって、履き心地はスニーカー以上と言える快適さを備えています。
歴史的な名作であるワラビーは、その独特なデザインと優れた履き心地で多くの人々に愛されています。
上質な素材感ながらも、可愛らしい印象もあり、服装に良いアクセントをプラスしてくれるでしょう。
カジュアルに使えるおすすめ革靴比較表
ここまで様々なカジュアルに使えるおすすめの革靴を紹介してきましたが、ここで振り返ってまとめて見てみましょう。
カジュアルにおすすめの革靴 | 詳細 |
1.Tricker’s(トリッカーズ) バートン
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カジュアル革靴の王道!高い耐久性と上品さをあわせ持ったイギリスブランド!
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2.Alden(オールデン) ロングウイング
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靴好きの憧れとして長年愛され続けているアメリカントラッドの象徴とされている革靴!
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3.Church’s(チャーチ) シャノン
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丸みを帯びつつも重厚感のあるデザインで、1足でオンオフ問わずかっこよく決まる!
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4.RED WING(レッドウィング) ポストマン
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クッション性の高いソールを採用し、長時間歩いても負担の少ない革靴!
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5.SANDERS(サンダース) ミリタリー ダービー
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高品質ながらも比較的手ごろな価格で、上品な光沢のあるポリッシュドレザーを採用したモデル!
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6.CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ) キャベンディッシュ2
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特に大人の男性にかっこよく決まるイギリスの歴史あるブランド!
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7.JOSEPH CHEANEY&SONS(ジョセフ チーニー アンド サンズ) ケンゴン2R
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武骨で悪路もしっかり歩ける男の革靴!
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8.Paraboot(パラブーツ) ミカエル
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高いデザイン性を持ちつつも、独自のソールや頑丈なレザーを採用し圧倒的な耐久性を誇る!
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9.JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリウァヤ) ローファー
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手縫いながらも約4万円という圧倒的なコストパフォーマンスを誇り、靴好きから注目を集めている!
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10.Clarks(クラークス) ワラビー
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快適ながらも可愛らしい印象もあり、服装の良いアクセントに!
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まとめ
今回は、カジュアルにおすすめの革靴を紹介しました。
カジュアルスタイルにも革靴を使うことで、上品な印象が出ますし、革靴も買うのは高いものの、長く使えるので、結果経済的でもあります。
今回紹介したモデルは、長く使えて経年変化も楽しめるようなものですので、気になるものがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね