革製品は、最低でも半年に1度程度クリームを入れて手入れをしていくと、綺麗な状態が保て、寿命も延ばすことができます。
気持ちよく長く使えるのはもちろん、経年変化を楽しむことができるので、手入れは必須と言えるでしょう。
今回は、そんな革製品を手入れする際のおすすめのクリームを紹介していきます。
1,000円程度のものからあり、革製品を長持ちさせてくれるので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
革用手入れクリームの選び方
おすすめの革用手入れクリームを紹介していくにあたって、まずはその選び方を紹介していきます。
プロも利用するような手入れクリームを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.革の種類に合わせる
革には様々な種類があり(例：牛革、羊革、鹿革など)、それぞれ異なる特性を持っています。
たとえば、牛革は耐久性が高く、羊革は柔らかくて軽いなどです。
革の種類に合わせたクリームを選ぶことで、最適な保護とケアができます。
2.使用目的を考える
革製品の使用目的によって、必要なクリームの種類が異なります。
例えば、靴や鞄など頻繁に外で使用する製品には、防水性や耐久性を高めるクリームが適しています。
一方、装飾品やあまり頻繁に使わないアイテムには、色を保護するタイプのクリームが良いでしょう。
3.成分を確認する
クリームの成分に注目して選びましょう。天然成分(例：ミツロウ、植物油)を使用したクリームは、革に優しく、自然な光沢を与えます。
一方で、化学成分が多く含まれるクリームは、強力な保護効果がある場合がありますが、場合によっては革を傷める可能性もあります。
4.色の影響を考慮する
革の色によっては、クリームが色を変える可能性があります。
特に淡色の革製品の場合、色を変えない透明のクリームを選ぶことが重要です。試し塗りをして、色の変化を確認することをお勧めします。
5.ブランドとレビューを参考にする
信頼できるブランドの製品を選ぶことも大切です。
また、他のユーザーのレビューや評価を参考にすることで、実際の使用感や効果をある程度把握することができます。
おすすめの革用手入れクリーム10選
いよいよここから、おすすめの革用手入れクリームを紹介していきます。
大切な革製品をしっかり守ってくれる手入れクリームを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.M.MOWBRAY(M.モウブレイ) リッチデリケートクリーム
浸透性が良くシミになりにくいので、どんな方、どんな場面でも使いやすい！
アボカドオイルを主成分としたM.モウブレイの「リッチデリケートクリーム」は、自然派・オーガニックコスメにも使用される「森のバター」と称されるアボカドから抽出されたオイルを使用しています。
このクリームは、スムースレザーや色の薄い靴、デリケートなソフトレザーや革小物などに適しており、乾燥や硬化を防ぎ、皮革の潤いや柔軟性を保ちます。
ジェルのようなテクスチャーで、べたつかずに皮革に深く浸透するため、乾燥したり色が抜けたりした革製品のメンテナンスに最適です。
特に「M.MOWBRAY リッチ デリケートクリーム」は、その高い浸透性と万能性で人気があり、価格も手頃なため、初めての方にもおすすめです。
| 内容量 | 50ml |
| おすすめの用途 | ソフトレザー、新品のメンテナンス |
2.M.MOWBRAY(M.モウブレイ) レザーデリケートクリーム
無色でゼリー状となっていて、かなり使いやすいクリーム！
欧州発のゼリー状ソフトタイプの皮革製品用栄養クリーム「M.モウブレイ レザーデリケートクリーム」は、伸びが良く皮革にしっかり浸透し、潤いと柔軟性を保ちます。
スキンケアの乳液のような保湿性を持ち、ベタつかず自然な仕上がりを提供し、ソフトレザーに最適です。
無色であるため、どんな色の皮革製品にも使用でき、ひび割れを防ぎ製品を長持ちさせます。
油と蝋の配合が少なめで水分を主体としているため、マットな仕上がりを望む際にも適しています。
| 内容量 | 60ml |
| おすすめの用途 | 革小物全般 |
3.Collonil(コロニル) 1909シュプリームクリームデラックス
クリームの伸びや浸透性が非常に良く、初心者の方でも手入れしやすい！
シーダーウッドオイルとラノリンなどの天然オイルをブレンドした「コロニル 1909シュプリームクリームデラックス」は、皮革に高い浸透力を発揮し、保湿・栄養効果と柔軟性を与えます。
また、補色性にも優れており、フッ化炭素樹脂による撥水効果もあります。
このクリームは伸びが良く、初心者にも扱いやすく、ツヤ感のある仕上がりを楽しめるため、多くの方におすすめです。
コロニルの「1909」シリーズは、ドイツの老舗ブランドであるザルツェンブロット社が提供する、革製品のお手入れに適した定番商品です。
ただし、使用後は乾燥を防ぐためによく乾かし、蓋をしっかり閉めることが大切です。ツヤ出しには馬毛ブラシやマイクロファイバーの布が適しています。
| 内容量 | 100ml |
| おすすめの用途 | 革靴、革のバッグ |
4.columbus(コロンブス) コンディショニングクリーム
皮革に優しく、さらりとした感触と無臭で使いやすい！
創業100年を超えるコロンブスは、シューケア用品の分野で豊富な実績とノウハウを持ち、「靴にまつわる文化を豊かにする」ことをテーマに活動を広げています。
そんなコロンブスの「コンディショニングクリーム」は、弱酸性で起毛革以外のあらゆる革製品に使用可能です。
潤いとツヤを与えるだけでなく、防臭・防カビ効果を持つグリーンティーエキスも含まれており、素材を選ばずに使えるおすすめの商品です。
このクリームは、植物性カルナバワックスを配合し、革本来の潤いを保ちながら、皮革表面を保護します。
また、スクワランオイル、コーンスターチ、緑茶エキスなどを含むことで、皮革にやさしく、サラリとした感触と消臭効果を提供します。
| 内容量 | 55ml |
| おすすめの用途 | ソフトレザー |
5.columbus(コロンブス) ブライドルレザークリーム
ブライドルレザー専用で、耐久性を保ちつつしっかり経年変化を楽しむことができる！
コロンブスから販売されている、ブライドルレザー専用の油性クリーム。
このクリームは、ミツロウとホホバオイルを主成分としており、ブライドルレザーの風合いを保ちながら、革本来のツヤと潤いを与えてくれるため、ブライドルレザー用の革クリームをお探しの方に特におすすめです。
財布などに使われているブライドルレザーは、非常に耐久性が高く、魅力的なレザーではあるものの、しっかり手入れをしていかないと、やはり劣化が早まってしまいます。
そんなブライドルレザーの経年変化と耐久性を高めてくれるクリームです。
| 内容量 | 50ml |
| おすすめの用途 | ブライドルレザー |
6.columbus(コロンブス) デリケートレザープロテクター
スプレータイプで楽にお手入れできるので、プレゼントとしてもおすすめ！
「columbus(コロンブス) デリケートレザープロテクター」は、ホホバオイルを配合した防水・保護スプレーで、スエードやムートン、ヌバック、ソフトレザー、デリケートレザーなどのソフト革製品に適しています。
皮革の繊維に浸透し、しなやかさと耐水性を向上させるとともに、色の鮮やかさを保ちます。
特殊な撥水剤を主成分としており、通気性を保ちながら防水性を提供します。靴やバッグ、カバンなどのソフト革製品のお手入れに最適です。
スプレータイプで、吹きかけるだけで革のお手入れができるので、楽に革小物を長持ちさせたい方にぴったりでしょう。
| 内容量 | 280ml |
| おすすめの用途 | 楽にさっとお手入れしたい |
7.columbus(コロンブス) ヌメ革用クリーム
ヌメ革専用クリームとして、特に伸びが良くべたつかないので、使いやすい！
「columbus(コロンブス) ヌメ革用クリーム」は、ヌメ革専用のクリームで、無溶剤・無臭の乳化性クリームがヌメ革に潤いとしなやかさを与えます。
天然ワックスのキャンデリワックスと動物性ビーズワックスが含まれており、ヌメ革を優しく保護します。
また、UVカット機能が日光による色の変化を防ぎ、カビ止め剤も配合されています。伸びが良く、べたつかないため、使い勝手が良いと評判です。
ヌメ革の手入れを考えている方にもってこいのクリームです。
| 内容量 | 30ml |
| おすすめの用途 | ヌメ革 |
8.SaphirNoir(サフィールノワール) オイルドレザークリーム
天然由来のオイルがバランス良く配合され、しっとりとした質感に仕上げられる！
サフィールノワールの「オイルドレザークリーム」は、オイルドレザー製品のお手入れに開発され、天然由来のオイルがバランス良く配合されています。
革に柔軟性と撥水効果を与え、サラッとしたベタつきのないマットな仕上がりを実現します。
余計な光沢を出さず、嫌なニオイもありません。スムースレザー製のバッグ、靴、財布、ジャケット、ソファなど幅広い皮革製品に使用でき、シミや色落ちの心配が少ないため、デリケートな皮革にも安心して使えます。
有機溶剤を含まない自然由来成分が、乾燥や色褪せを防ぎ、皮革製品を美しく保ちます。
| 内容量 | 75ml |
| おすすめの用途 | 起毛以外のレザー、しっとりと仕上げたい方 |
9.SAPHIR BLEU(サフィール ブルー) レプタイルクリーム
エキゾチックレザー専用で、高級革の美しさを保ってくれる！
フランスの大手レザー製品メーカーが開発した、エキゾチックレザー専用クリーム「レプタイルクリーム」。
ヘビ、ワニ、トカゲ、サメ、エイなどのハチュウ類のレザーに適しており、表面の汚れを落としつつ、栄養成分を供給して斑（ウロコ）を保護し、その独特の風合いとツヤを維持します。
靴、バッグ、財布、時計のベルトなど、様々な製品のお手入れに使用できます。
通常の牛や豚などではなく、ワニ革、ヘビ革などの手入れクリームを探している方に特におすすめです。
| 内容量 | 50ml |
| おすすめの用途 | ヘビ、ワニ、トカゲ、サメ、エイなどのエキゾチックレザー |
10.genten(ゲンテン) レザーコンディショニングクリーム
油分を含みながらも、さわやかな香りで、しっかり革小物を保護してくれる！
この「レザーコンディショニングクリーム」は、レザー製品全般に使用でき、乾燥や汚れからレザーを守りながら、保湿を行い本来の発色を鮮やかにします。
通常のデリケートクリームよりも多くの油分を含むコンディショニングクリームで、使用することでレザーのかさつきや柔軟性の低下を防ぎます。
保湿効果に優れたホホバオイルが皮革内に浸透し、繊維間の摩擦を減少させて柔軟性を向上させます。
ビーズワックスとヒマワリワックスが持続性のある光沢と滑らかな感触を提供し、シトラスグリーンの香りが上品で爽やかな使用感を演出します。
| 内容量 | 55ml |
| おすすめの用途 | スムースレザー全般 |
おすすめの革用手入れクリーム比較表
ここまで様々なおすすめの革用手入れクリームを紹介してきましたが、ここで振り返って比較してみましょう。
| 革用手入れクリーム | 詳細 |
| 1.M.MOWBRAY(M.モウブレイ) リッチデリケートクリーム
|
浸透性が良くシミになりにくいので、どんな方、どんな場面でも使いやすい！
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| 2.M.MOWBRAY(M.モウブレイ) レザーデリケートクリーム
|
無色でゼリー状となっていて、かなり使いやすいクリーム！
|
| 3.Collonil(コロニル) 1909シュプリームクリームデラックス
|
クリームの伸びや浸透性が非常に良く、初心者の方でも手入れしやすい！
|
| 4.columbus(コロンブス) コンディショニングクリーム
|
皮革に優しく、さらりとした感触と無臭で使いやすい！
|
| 5.columbus(コロンブス) ブライドルレザークリーム
|
ブライドルレザー専用で、耐久性を保ちつつしっかり経年変化を楽しむことができる！
|
| 6.columbus(コロンブス) デリケートレザープロテクター
|
スプレータイプで楽にお手入れできるので、プレゼントとしてもおすすめ！
|
| 7.columbus(コロンブス) ヌメ革用クリーム
|
ヌメ革専用クリームとして、特に伸びが良くべたつかないので、使いやすい！
|
| 8.SaphirNoir(サフィールノワール) オイルドレザークリーム
|
天然由来のオイルがバランス良く配合され、しっとりとした質感に仕上げられる！
|
| 9.SAPHIR BLEU(サフィール ブルー) レプタイルクリーム
|
エキゾチックレザー専用で、高級革の美しさを保ってくれる！
|
| 10.genten(ゲンテン) レザーコンディショニングクリーム
|
油分を含みながらも、さわやかな香りで、しっかり革小物を保護してくれる！
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革製品を長持ちさせるコツ
ここからは、革製品を長持ちさせるコツについて紹介していきます。
手入れの方法はもちろん、保管方法についてまで紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
クリームは薄く均等に塗る
クリームはやはり均等に塗ることと、薄く伸ばすことが大切です。
塗りムラができてしまうと、塗っていない部分が乾燥して劣化してしまいますし、余分につけてしまうと、ほこりを付けてしまったりなど革の寿命を縮めてしまう可能性があります。
可能であれば、クリーム塗布用の「ペネトレイトブラシ」を使い、薄く均等に塗っていきましょう。
最低でも半年に1度はクリームを入れる
クリームを塗る頻度は、カバンでも靴でも財布でも最低でも半年に1度程度がおすすめです。
半年もクリームを塗らないと、基本的には前回塗った分が落ちてしまい、また汚れやほこりもついてきてしまうので、最低半年に一度程度手入れをすると、綺麗に長持ちするでしょう。
毎日のように使うものに関しては、可能であれば2か月に1度程度がおすすめです。
湿度にある程度注意する
湿度が低いと乾燥してしまいますし、湿度が高すぎるとカビが生えてしまう可能性も在ります。
そこまで厳密に管理しなくても大丈夫ですが、可能であれば風通しが良く、かつ乾燥しすぎていないところに保管できると良いでしょう。
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まとめ
今回は、おすすめの革用手入れクリームを紹介しました。
革製品はしっかりクリームを入れて手入れをすることで、綺麗に長持ちさせることができます。
使っていくうちに味が出て、手入れしていくのも楽しいので、ぜひチェックしてみてくださいね。
